神水川パーク

VRだけで、設計の打ち合わせ

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神水川パークは佐賀県富士町に建設されている嘉瀬川ダムの地元対策として計画されている公園です。8ha、4ha、1haと 3か所に分かれています。公園の基本設計を行うこの業務では、ダムの地元対策として住民に計画内容を十分に理解してもらおうと、VRを用いました。VRはダムを中心に関連道路等も含めて制作し、そのおかげで、ダムと3か所の公園の相互の関係が明確になりました。その意味で、VRは地元説明だけでなく、設計協議においても十分に役に立ちました。

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一般的に富士町の様な小規模の町には公園の技術者がいませんし、担当者も事務系職員であることが多いです。プレゼンテーションの度にわかりやすいと大変喜んでいただきました。計画内容の説明は VRで行い、図面は補足的に使用するだけでした。今後の設計打ち合わせの新たな進め方の検証になりました。ただ、ここで注意しなければならないのは、正確なVRをつくることです。また、VRでの地盤高や距離表示の必要性も感じました。

小笹北公園

「課題解決型ワークショップ」は VRで

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小笹北公園は大型団地造成の際にできた面積約0.5haの街区公園です。開設から20年以上たち、周辺に新たな住宅ができてきたことでボールの飛び込みや騒音などの問題が起こってきました。「公園が迷惑施設」になってしまうという最近の公園ではよくあるケースです。そこで、現在の課題を出していただき、どうすれば課題を解決できるかを話し合っていただきました。その意味では「課題解決型のワークショップ」といえます。

 
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「広場を狭くする」「ボール遊び専用の場所をつくる」「広場に木を植える」「フェンスを高くする」などアイデアはたくさん出てきました。これらのアイデアをVRで現在の公園に当てはめ、検証していきました。当然、フェンスの位置や高さ、樹木の本数や位置、高さ等についてはその場で変更できるように制作しました。VRで様々なケースを検証し、課題解決方を参加者全員で協議した事例です。

自由が丘中学校中庭

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「中学生だけのワークショップ」でVR

宗像市自由が丘中学校の中庭改修にあたって、生徒によって案を作成することになり、ワークショップが行われることになりました。その際に生徒たちから出された様々な案を整理してVRを制作し、図面が読めない生徒たちに完成イメージを頭に描いていただきました。VRは生徒たちには大人気です。おかげで楽しいワークショップになりました。

和白丸の内公園:クリックして詳細

和白丸の内公園

公園改修の地元説明にVR

和白丸の内公園は河川改修に伴い既存の公園を改修するものです。周囲は住宅地であり、改修に際しての住民説明に、VRが使われました。当然、事前の打ち合わせもVRで行いました。住民の方は夜間の照明に関心があったらしく、VRでの夜景が大変好評でした。

 
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まちかど美術館

サイン計画のシミュレーションにVR

「まちかど美術館」とはガラスケースの大型サインを街のポイントになるところに設置し、絵画等を展示するものです。設置場所を数カ所に絞り、VRを制作しました。VRで様々な角度からシミュレーションを行い、ケースのデザイン、設置方法、設置場所等を検討しました。VRを使うと、デザイン、設置方法、設置場所が同時に検証できます。

アーベイン住吉

建築外構の設計のシミュレーション・プレゼンテーションにVRを

建築外構は比較的狭い空間に様々な動線や機能を集約させるとともに、建築と調和するデザイン性が重要になります。大胆にかつ繊細にデザインを展開する必要があります。このような外構設計のプレゼンテーションでは全体のデザインからディテールまでを一連の流れで表現する必要があります。全体とディテールを連続的に説明できる手法は VRしかありません。たった一度のプレゼンテーションでデザインが決まりました。VRを使うと大胆なデザインでも説得力のあるプレゼンテーションが可能になります。

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