SOLAでウォークスルーコンテンツを作成するには、素材を作成するアプリケーションを使用します。SOLAは、汎用 3Dデータを読み込み表示します。また、インタラクティブなユーザインタフェースとして Flashファイルを再生できます。
Shockwave3D 形式(*.W3D)
Web3D向けの 3Dファイル。モデル形状をはじめ、カメラやライト、グループなどの階層構造、材質情報やテクスチャマップ、ボーンアニメーションやキーフレームアニメーションも含む、3Dシーンを作成するのに十分なデータが一式揃った構造です。LOD情報などリアルタイムレンダリングに欠かせない情報も含むことができます。
3D studio 形式(*.3DS)
メッシュ形状の他、ライトやカメラのデータを含むファイルです。材質データも含まれます。インスタンス情報も含まれます。テクスチャは外部リンクになります(テクスチャはSOLAファイルに埋め込み可能)。アルファチャンネルをもった TIF形式などの画像を拡散反射マップに指定すると、アルファ部分が透明度マップとして反映されます。
Wavefront OBJ 形式(*.OBJ)
形状データのファイルです。材質データは別ファイル(*.MTL)で設定されます。テクスチャは外部にリンクされます。多くの3Dソフトウェアでサポートされる形式です。樹木などアルファ抜きをしたい場合は、TIF形式などの32bit情報を持った画像を拡散反射マップに指定します。
Auto CAD 形式(*.DXF)
二次元CADソフトでよく使われる、もっとも一般的な形式です。SOLAでは DXFの三次元情報と色情報のみを使用します。線形などのベクトルデータは表示できません。
Shockwave Flashファイル(*.swf)
Flash Player 8に対応した、Flashファイルを読み込み、再生できます。Flashファイルを使用すると、アニメーションなどを含めたインタラクティブな操作画面が作成できます。また、ActionScriptから SOLA APIを操作することで、さまざまな拡張性を得ることができます。
画像フォーマット
BMP、JPG、TIFFなど一般的な画像フォーマットをテクスチャとして読み込みます。