原の前公園ワークショップでの事例
原の前公園ワークショップでの事例

新設公園基本計画のワークショップの事例

周辺状況の説明に第1回からVRを活用本事例の「原の前公園」は土地区画整理に伴う新設の公園です。予定地周辺は、まだ造成もされておらず現地の状況は図面によって把握するしかありません。しかし、一般市民にとって、図面では公園予定地やその周辺の雰囲気を把握することは困難です。そのため、ワークショップの最初の段階からVRを用いました。

会を重ねる毎に変化するVRを楽しむ参加者

ワークショップは4回行いました。初回に制作したVRは2回目以降徐々に進化し、各回毎に以下のように活用しました。

第1回 周辺状況の説明に活用
第1回では公園から見える範囲で区画整理地内の道路や建物、周辺の山などをVRで再現しました。区画整理地内で公園がどの位置にくるか、その周辺はどのような施設ができるか等、将来計画をVRで見せて周辺状況の説明を行いました。
第2回 計画案を検討する際のイメージ把握、質疑等への対応に活用
第2回ワークショップでは具体的な平面計画案を参加者に描いていただきました。その際の現況イメージの把握、質疑応答等にVRを用いました。
第3回 シミュレーション
第2回の成果を基に複数案のVRと様々なパーツを用意して、参加者とともにシミュレーションをおこない、一つの案に絞っていきました。
第4回 プレゼンテーション
第4回では皆さんで協議した結果を踏まえた最終案をVRで提示し、実際に疑似体験をしていただきました。その後、フェンスの高さを変えたり、桜の本数を増やしたり、クスノキの位置を変えたりと、VRの細かな調整を行い、最終案が完成しました。

参加者は回を重ねる毎に変化するVRを楽しみに来られ、まるで公園が出来たように喜んでいただき、好評の内に4回のワークショップが終了しました。

新設公園のワークショップでVRを使うメリット

  • 図面でしか表現できない空間をわかりやすく説明できます。
  • 参加者は現況から計画までの過程が明確です。
  • その場で修正することにより、参加意識の高揚が期待されます。


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