W3Dパッチは、WEBページに 3Dデータを貼り付けるためのツールです。3Dデータをグルグルと回せるWEB3Dコンテンツを簡単に公開できます。
2008/02/07 アイザワ@SOLA Blog
基本的には、画像やFlashを貼り付けるのと同じです。 3dpatch.dcrを「objectタグ」や「embedタグ」で貼り付けます。HTMLに直接記述しても Javascriptで挿入しても構いません。
<!--サンプル--> <object classid="clsid:233C1507-6A77-46A4-9443-F871F945D258"
codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/director/sw.cab#version=11,0,0,0"
ID=w3dpatch width=320 height=240>
<param name=PlayerVersion value=11>
<param name=src value="w3dpatch.dcr"> <param name=sw1 value="sample.w3d">
<param name=swStretchStyle value=stage>
<embed src="w3dpatch.dcr" name="w3dpatch" width=320 height=240 PlayerVersion=11 sw1="sample.w3d" swStretchStyle=stage
type="application/x-director" pluginspage="http://www.macromedia.com/shockwave/download/index.cgi?P1_Prod_Version=ShockwaveDirector"></embed>
</object>
コンテンツの大きさ。ピクセル指定でもパーセントでも。必須項目。
開く3Dファイルへのパス。絶対パスか、コンテンツ階層以下への相対パス。必須項目。
詳細なパラメータ。省略可能。
sw2パラメータにリスト形式で記入。
<!--objectタグに--> <param name=sw2 value="[#interface:1,#zaxis:1,#mousemode:#orbit,#animationEnabled:0,#textureRenderFormat:#rgba8888, #bgColor:color(200,200,200),#ambientColor:color(0,0,0),#directionalColor:color(250,0,0), #directionalPreset:#topLeft,#cameraPosition:vector(0,0,0),#cameraRotation:vector(0,0,0),#targetPosition:vector(0,0,0), #antiAlias:2,#antiAliasTime:2000]>" <!--embedタグに--> sw2="[#interface:1,#zaxis:1,#mousemode:#orbit,#animationEnabled:0,#textureRenderFormat:#rgba8888, #bgColor:color(200,200,200),#ambientColor:color(0,0,0),#directionalColor:color(250,0,0), #directionalPreset:#topLeft,#cameraPosition:vector(0,0,0),#cameraRotation:vector(0,0,0),#targetPosition:vector(0,0,0), #antiAlias:2,#antiAliasTime:2000]"
操作アイコンを表示するかしないか。デフォルト値は 1。
3Dファイルの上向き軸が Z軸かどうか。デフォルト値は 0。
マウス操作モードの初期値。設定できる値は、以下のとおり。デフォルトは #track 。
アニメーションを再生するかどうか。デフォルト値は 1。
テクスチャの色数。設定できる値は、以下のとおり。デフォルト値は #rgba5551 。
背景のRGB カラー値。デフォルトは color(0,0,0) 。
デフォルトライト(周囲光)のRGB カラー値。デフォルトは W3Dファイルによって異なります。
デフォルトの指向性ライトの色RGB カラー値。デフォルトは W3Dファイルによって異なります。
デフォルトの指向性ライトの向き。設定できる値は、以下のとおり。デフォルトは W3Dファイルによって異なります。
使用するカメラ名。デフォルトでは未設定(W3Dファイルに設定有)。
デフォルトカメラの画角。デフォルトでは未設定(W3Dファイルに設定有)。
デフォルトカメラの描画開始位置。デフォルトでは未設定(W3Dファイルに設定有)。単位系がミリの3Dデータの場合は、ここを1000とかにすると、ノコギリ歯の描画エラーを回避できます。
デフォルトカメラの位置ベクトルを指定したベクトルに変更(例:vector(0, 0, 250) )。
デフォルトカメラの回転ベクトルを指定したベクトルに変更。
旋回(#orbit)する際の注視点を固定できます。デフォルトの注視点(何も指定しない場合)はクリック地点になります。(例:vector(0,0,0)、常に原点を中心に旋回したい場合。)
アンチエイリアスを何倍で掛けるか。0の場合は、アンチエイリアスを使用しない。デフォルトの値は 0 。アンチエイリアスを使用すると、ぎざぎざが取れて滑らかになるためグラフィックの外観が改良される。
マウス操作後からアンチエイリアス機能が作用するまでの時間(ミリ秒)。デフォルトの値は 1000 。ユーザがマウスドラッグを終了してから 1秒後にアンチエイリアス機能が働く。
JavaScript等から、EvalScriptファンクションを使用して、W3Dパッチへコマンドを送信できます。引数は下記ストリングです。
アニメーションを開始します。
アニメーションを停止します。
dswmediaフォルダに幾つか、HTMLタグの参考になるサンプルがあります。また、ローカルでファイルを検証したい場合は、ファイルまでの階層に「dswmedia」フォルダが含まれないと W3Dパッチは動作しません。