おまけ

お土産話でも持って帰っていただこうと思います。(*この話は終始、うまくまとめることができてませんでした。) Google Earthの話です。マイクロソフトに続く巨大な企業へと急速に成長した、あのグーグルのVRソフトです。

とにかくVRには未来があるわけで、僕らの業界にもいつかはVRならではの設計手法が生まれることでしょう。たとえば容易に想像がつくのが図面レス。建築だったら、壁はこんな色、柱は何本あって、居間はこのくらいの広さで。。。みたいな感じでVR上で全部決めてしまう。で、あとはコンピュータ任せ。勝手に図面にしてくれたり、構造計算してくれたり?。VRだとなんでもありで通用してしまうから、物理的な問題はコンピュータに判断してもらう。そんな時代になれば、設計者もクライアントも(誰もが聞き取れない方言みたいな)図面に用はない訳です。人が接するフロントエンドに図面という記号は一切必要ない。図面はコンピュータ同士がやり取りするための手段。人はVRで設計を考え、作り、見る。そんな時代が来る、そう思いませんか?

(*もうひとつお話ししたかったのが、ローポリモデリング。ビジュアライゼイションに、より美しく見せるレンダリングテクニックがあるように、VR用モデリングにもいろいろな技法が存在します。それはまた次の機会で)

 

ご清聴、どうもありがとうございました。

 

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